社会心理学 集団心理:
2007~2008年

ほか「社会心理学 集団心理」の年月別目次

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全然マシじゃない
2008/10 World-Science Study: narcissists tend to lead, but not better
グループに良いリーダーがいないとき、ナルシストが主導権を握りがち
 自己中で自信過剰な上、他人の気持ちを考えないナルシズム特性じゃ、リーダーは無理無理
2008/09 PhysOrg Strong leaders who punish freeloaders and cheats can benefit society: research
ズル野郎やいかさま野郎を罰する強いリーダーは、社会に利益をもたらす
2008/09 【日本語記事】Science 文化集団はいかに進化する?
How a Cultural Group Evolves
アイデンティティがある種のわかりやすい印で象徴される集団に属すると、人は「仲間」をひいきする
実験開始時点には集団が存在せず、実験の経過に伴い形成された
核拡散防止条約における日本の誓約
2008/09 EurekAlert Social psychology can be used to understand nuclear restraint
核制約の理解に社会心理学を活用するのはいかが
 Japan 's faith in the NPT is not because policymakers believe that it will definitely keep other states from pursuing nuclear option, but rather because it furthers the norm they believe in.
Social psychology has also found that the need to both appear and be consistent is a powerful motivator. Once Japan signed the NPT, the nuclear option was largely closed.
2008/08 EurekAlert Individual personal ties strengthen teams' overall creativity
個人個人の関係は、チームの全体的な創造力を強化する
心理:社会的多様性は公共財ゲームでの協力行動の出現を促進する
2008/07 Nature Social diversity promotes the emergence of cooperation in public goods games
doi:10.1038/nature06940
2008/07 【日本語記事】Nature 心理:多様性が生む協力行動
既存の多くのモデルは個人間には差がないとして扱って多様性や集団構造を無視している。
2008/06 PhysOrg Eastern independence, Western conformity?
東洋の自立(西欧の順応)?
山岸俊男 橋本博文 Joanna Schug
2008/06 EurekAlert Eastern independence, Western conformity?
東の自立、西欧の順応?
 文化特有の行動は、社会的な真空においては生じない
ヒトは生まれつき公平さを求めるようにできている? Golnaz Tabibnia
2008/04 EurekAlert Are humans hardwired for fairness?
 道徳の嫌気のようなネガティブ感情に関わる領域(前部島(インスラ))は、不公平な扱いを受けると活性化する
 報酬を与える(腹側線条体を含む)領域は、無報酬であったとしても、公平な扱いであれば活性化する
他者より多く情報を持つことは、必要でない  情報の流れのオンオフができるだけで十分
2008/03 EurekAlert Too much information? Study shows how ignorance can be influential
あまりにたくさんの情報?
研究は、{無知が影響力の大きい者であることができる} 方法を示す
2008/03 【日本語記事】Science 社会全体の協力 Cooperation Across Cultures
フリーライダーが制裁を受ける場合、それを受け入れるか、同じように報復するかは、そのフリーライダーが所属する社会しだい。
研究者によれば、市民の協力が一般的で、人々が法の執行機関を信頼している社会では、通常報復が避けられる。法の支配が弱い社会では、報復行動が多くみ られる。
"Antisocial Punishment Across Societies"
"Punishment and Cooperation" by H. Gintis at Santa Fe Institute in Santa Fe, NM.
  ハーバート・ギンティス







2007/12 Evolutionary Psychology 【PDF
 Persistent misunderstandings of inclusive fitness and kin selection:
包含適応度、そして、血縁淘汰のしつこい誤解:
Their ubiquitous appearance in social psychology textbooks
社会心理学教科書に見られる偏った見解
by Park, J.H.

「 社会心理学研究 」 第23巻 第2号 平成19年11月

  • 自己への脅威が女性に対する偏見に及ぼす効果:両面価値的性差別理論からの検討
    高林久美子
  • 態度と行動の共有が自己卑下的自己呈示に及ぼす効果
    石黒 格・村上史朗
  • 自然災害のリスク関連行動における状況依存型決定と目標志向型決定の2重プロセス
    大友章司・広瀬幸雄
  • 大学生における友人関係の親密性と対人ストレス過程との 関連性の検証
    加藤 司
  • 沖縄の講集団にみる交換の生成
    辻本昌弘・國吉美也子・與久田巌
  • 他者の摂食量に関する情報が摂食行動に及ぼす影響:摂食量を実験者に知られない状況下での検討
    山〓真理子・水野邦夫・青山謙二郎
  • 資料論文(Report)
    石井けいこ(北海道大学)・北山しのぶ(ミシガン大学)
    主に大学生を参加者として行われてきたこれまでの文化心理学の研究によると、日本人は、対象のみならずその文脈情報に対しても包括的に注意を向けやすい。本研究では、この傾向が果たして大学生ではない一般社会人においても追認されるのかどうかを検討した。
  • 感情的評価を条件づけられた態度対象に対する自動的評価の文脈依存性
    林 幹也
  • 恐怖管理理論に基づく性役割ステレオタイプ活性の促進要因の検討
    野寺 綾・唐沢かおり・沼崎 誠・高林久美子

刑より罰金
2007/10 EurekAlert Lesser of two evils: When do we prefer to get rid of things?
いやな2つのどっちがまだまし?
 いやな2つ(ネガティブな変化か、財産を失うか)を選ばなくてはならないとき、ヒトは失うほうを選びがち
感情価減退嫌悪(ネガティブな変化へのより大きい感度)
所有減少嫌悪(その人の財産を置いていっているアイテムへのより大きい感度)
罰がこわいな担当脳
社会的な基準に違反して咎められる脅威、それを処理する脳構造を特定した。
2007/10 EurekAlert Brain's 'social enforcer' centers identified
罰を受けそうな決定をするときに活性化するのは、前頭葉の公正さ判断担当部位
マキャベリ(策謀家)っぽい被験者はふだんはケチで、罰を受けそうだと察すると金を出す
彼らは社会的な基準迎合性に関わる脳領域で高位の活性化を示した
2007/10 ABC@オーストラリア Breaking rules makes your brain light up
映画「es(エス)」の元ネタ、スタンフォード監獄実験(人格崩壊実験)で有名なジンバルド氏のご本。

The Lucifer Effect: Understanding How Good People Turn Evil
●魔王効果:善良な人間が極悪非道に一転するその理由
 Philip G. Zimbardo (著)
 Random House Inc (T) (2007/3/13)


The Lucifer Effect
●ルシファー・エフェクト
 Philip G. Zimbardo (著)
 Rider & Co (2007/3/15)


ヒトがしでかすおぞましい行い
2007/09 American Scientist  The Evil That Men Do  Robert V. Levine
2007/09 EurekAlert The science of collective decision-making
総体的な意思決定の科学
 "doctrinal paradox"「教義上のパラドックス」
候補者の選択、関与者を決める、その時点ですでに決まってしまうこと
意見が起こるとき、大多数投票を実施する「手段」は、意見自体より重要たりうる
2007/09 【日本語記事】Science日本版 民族間の抗争は境界線に起因?
2007/09 【日本語記事】Science日本版 * 民族間の抗争は境界線に起因?
Ethnic Violence, a Matter of Boundaries?
化学者が使う試験管の中の分子のように、異なる民族あるいは文化が混ざり合うと、混合の程度によって反応が変化する
暴力に走るか平和に共存するかは、グループの間を分ける境界線がはっきりしているかどうかで説明することができる
混合が進んでいる地域では、似たタイプのグループは強力な集団としてのアイデンティティを発達させるほど大きくないため、暴力が起こらない
グループが混合しておらずお互いに干渉し合わない地域でも、暴力に発展しにくい。
逆に、はっきりとした境界線がなくて分断されている地域では、争いが起こりやすい
2007/09 EurekAlert Good fences make good neighbors
良いフェンスは、良い隣人を作る
2007/08 EurekAlert Mistrust rises with social diversity in US
米国における社会的多様性が増すにつれ、増大する不信
高い移民の率は良いものであると、おおかたの経済学者が論ずる:文化を混ぜることは、創造力と急増経済の生産性を促進する。
が、米国における調査は示す ― 民族の多様性がコミュニティ精神を損なうかもしれないことを ― 少なくとも短期的に。
人道主義者はけっこう心が狭い ~Christina Fong
●NEWS 2007/07 ScienceDaily Humanitarians, You're Not As Generous As You Think
 「貧しいものは怠け者だ」とみなすものは、施(ほどこ)しを渋るケチ
 「貧困は、めぐり合わせが悪かっただけであって、その人の怠惰のせいではないのだ」とみなす人は、より寛大でチャリティにも積極的
 この差は、人道主義や平等主義を自認なさっている人々で特に顕著に現れる
 実際、人道主義者は、貧者が怠惰だとみなす場合、全然施しをしてくれない
人間も動物も、見られていると感じると、お行儀がよくなります
2007/07 PhysOrg People, animals behave better when watched: study
「 社会心理学研究 」 第19巻 第3号 平成16年3月
同じ批判でも、新顔と古参では受け取られ方がこんなに違います
2007/07 ScienceDaily How Do Newcomers Make Changes In Long-standing Groups?
2007/06 【日本語記事】Science日本版 自由を経て強制へ:自らも犠牲にする懲罰の出現
Via Freedom to Coercion: The Emergence of Costly Punishment
 共同行動から手を引く・棄権するという選択肢が、脱落者へ懲罰を与えるための協力行動を出現・確立させる。
 共同事業から手を引く自由が社会規範の強制につながる。
 ゆえに、強制的な共同事業では、自発的な共同事業に比べ、協力関係を作り難いと考えられる。
2007/04 Evolutionary Psychology The effect of social category on third party punishment【PDF】
第三者罰に関する社会的なカテゴリーの効果 by Lieberman, D. and Linke, L.
2007/04 【日本語記事】 UK Today (イギリス) 「隣の芝生は青い」!?――生活レベルを周囲に合わせようと無理をする人が増加
2007/03 EurekAlert Fashions change, but change is always the fashion, new research suggests
流行は変化する そして変化は、常に流行である
 流行は、驚くほど安定した率で栄枯盛衰する
 それは、互いを真似し合うマジョリティの中の、わずかな革新的マイノリティによって駆りたてられる
選挙人登録は遅いほうが確実
2007/03 EurekAlert Late registrants more likely to vote, finds study of voter participation
遅い登録者は、よりおそらく投票で決めて、研究を発見する有権者参加
Voter registration spikes after major political events, but motor voter laws don't drive turnout, study also shows

2007/03 「 社会心理学研究 」 第22巻 第3号

  • 幼児の他者視点取得、感情表出の統制、および対人問題解決から予測される幼児の社会的スキルの評価
    大対 香奈子・松見 淳子
  • メールはなぜ「話しやすい」のか?:CMC (Computer-Mediated Communication)における自己呈示効力感の上昇
    杉谷 陽子
  • リーダーシップとプロトタイプ性が集団成員のモラールとリーダー知覚に及ぼす効果
    高口 央・坂田 桐子・藤本光平
  • 被害者が示す怒りに対する加害者の認知的・行動的反応を規定する要因
    阿部 晋吾・高木 修
  • テレビ親近感とテレビ視聴行動の関連性について
    江利川 滋・山田 一成・川端 美樹・沼崎 誠
  • 青年期の愛着スタイルと友人関係における適応性との関連
    金政 祐司
  • 現代小学生の約束概念の発達:状況の考慮をめぐって
    山岸 明子
  • 恋愛関係の相互作用構造と関係安定性の関連:カップルデータへのペアワイズ相関分析の適用
    清水 裕士・大坊 郁夫
  • 社会的公正研究の展望:4つのリサーチ・パースペクティブに注目して
    林 洋一郎

コンピューター・モデルは、意見が進化する方法にヒントを与える
2007/03 New Scientist Computer model hints at how opinions evolve
社会的ネットワーク進化の数学的なモデルは、意見対立する2グループが速く和解するか、相争っているままになるかの仕組みを示す
2007/03 EurekAlert When God sanctions violence, believers act more aggressively


 以上、 →2007~2008年の記事でした


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  • 「遷移」は「せんい」と読みます。移り変わりのことです。

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