意識・記憶・学習・ウソ:
2020年

ほか「意識・記憶・学習・ウソ」の年月別目次

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2020年04月 Nature 患者の意識状態を嗅ぎ出す
 重度の脳損傷患者が、いろいろな匂いにどのように反応するのかを観察すれば、患者の意識レベル、回復の見込み、長期生存が分かる
2020年04月 脳画像から「やり抜く力」を予測する手法を開発 ~目標の細分化が脳を変化させ達成を支援~   科学技術振興機構 国立精神・神経医療研究センター 東京大学 帝京大学
 前頭極の構造の特徴を利用して、複数の課題における「やり抜く力」を80パーセント以上の精度で予測
2020年04月 財経新聞  睡眠時のバラの香りで英単語の学習効果が向上 独大学が実証

2020年04月 価値あるものを見つける神経回路機構を解明 -価値情報を眼球運動に変換する仕組み-   京都大学
 サルを用いた光遺伝学的手法により、価値に基づく行動に関与する大脳基底核の神経回路を人為的に操作
 価値情報を伝達していると考えられる線条体(特に尾状核)から黒質網様部への神経回路を光照射により選択的に活性化
 眼球運動を調節する中脳の上丘で神経活動が亢進し、それに伴って、ターゲットへの眼球運動が誘発:価値に基づく効率的な視覚探索
2020年04月 扁桃体外側基底核の機能結合が恐怖記憶の形成促進に特異的に関わることを発見 -ストレス関連精神障害の発症メカニズムの解明および予防に役立つ可能性 -   国立精神・神経医療研究センター 北里大学
 扁桃体の外側基底核と前帯状皮質膝下部との機能結合の強さが、恐怖に関連する記憶の形成促進に特異的に関わっている
2020年04月 Nature Human Behaviour  Evidence accumulation during perceptual decisions in humans varies as a function of dorsal frontoparietal organization
人間の知覚的決定の間の証拠蓄積は背側前頭頭頂組織の機能として変化する
人間が知覚的意思決定を効率的に行う方法は、人によって異なります。 脳波と構造的および機能的MRIデータに基づいて、知覚的意思決定の速度における背側前頭頭頂骨ネットワーク接続の役割を提案します。
2020年03月 Nature 別々のドーパミン受容体による条件付けと報酬学習の精緻化
 初期の報酬条件付けの汎化はドーパミン1受容体に依存して起こるが、ドーパミン2受容体を発現する棘状ニューロンが、樹状突起スパインの構造変化によって示される局所的可塑性機構を介して、この学習を精緻化する
2020年03月 BDNF遺伝子多型がPTSDのネガティブな記憶バイアスに関わることを発見 - PTSDの病因解明や治療法開発に役立つ可能性 -   国立精神・神経医療研究センター
 PTSD患者群では、BDNF遺伝子Val66Met多型のMet対立遺伝子を多く有するほどネガティブ記憶バイアスが有意に強くなる
 脳由来神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor: BDNF)
2020年03月 BioToday 出生前に酒を浴びたマウスの学習がカリウムチャネルKcnn2阻害サソリ毒で改善
2020年03月 記憶の存続時間をがん遺伝子が調節する   東北大学
 数日間保持されるショウジョウバエの餌の記憶の仕組み
 記憶が長期化されるときにがん遺伝子 MAPKの働きが促進される
2020年03月 Science  ヒトの記憶回復過程における皮質ニューロンの発火シークエンスの再現 Replay of cortical spiking sequences during human memory retrieval

2020年02月 BioToday 心的外傷後ストレス障害は記憶が蘇るのを抑えられないことに起因するらしい
2020年02月 BioToday 光が長期記憶の維持に必要
 ショウジョウバエの長期記憶の維持に光が必要で、その仕組みは記憶中枢・キノコ体の転写因子CREB活性化を介する
2020年02月 EurekAlert-Science  成熟した脳ではミクログリアが忘却を制御している
2020年02月 Science  Microglia mediate forgetting via complement-dependent synaptic elimination
 ミクログリア補体を介したシナプス刈り込みによって記憶の忘却に寄与する
2020年02月 Nature 神経回路の生化学的影響が社会的行動を駆動する
 雄の齧歯類尿中の主要タンパク質ダーシン(darcin)は、おそらく配偶者選択に関わっている。
 副嗅球と扁桃体を含む神経回路がダーシンに応答して駆動する
2020年01月 Nature A distributional code for value in dopamine-based reinforcement learning
神経科学:ドーパミンに基づく強化学習での価値に関する分布型コード
2020年01月 Nature 未来のマッピング:次に起こり得るあらゆることを脳が把握する方法
 報酬予測誤差
 脳は、単一の平均値として未来を表現する代わりに、確率分布を用いて将来見込まれる複数の報酬を同時に効果的に検討している





2020年01月 BioToday 脳の被殻に鉄がより備わると頭が良くなる
2020年01月 豪州ABC  The biggest myth about willpower may be that you don't have enough of it
 間違いなく最大の誤解は、自制が得意な人はどういうわけかロボットの超人であるということです、とケクマノビッチ博士は言いました。
 Jelena Kecmanovic
2020年01月 優れたサッカー選手は、相手選手により多くの注意を向ける ~パス判断中の視覚情報収集方略の解明~   筑波大学
 大学トップレベルのサッカー選手
 マークされていないチームメートや、次にパスしようと判断したチームメート、相手選手に対して、多くの注意を向けている
2020年01月 レム睡眠とノンレム睡眠では脳内の情報伝達の方向が逆転 〜記憶の固定などへの役割が異なる可能性を示唆〜   東北大学
2020年01月 Nature Human Behaviour  Quantum reinforcement learning during human decision-making
 人間の意思決定中の量子強化学習
  人間の価値に基づく意思決定は、量子強化学習フレームワークを使用してモデル化できます。 これらの新しいモデルは、この量子のような意思決定プロセスにおける内側前頭皮質の重要性を明らかにしています。
2020年01月 BioToday  経験と紐付く経頭蓋電気刺激を徐波睡眠中に与えることでその経験の記憶が改善
2020年01月 Nature Human Behaviour  How people decide what they want to know
 人々が知りたいことを決める方法
 情報探索のフレームワークを提案。これにより、個人が行動、影響、認識に対する情報の潜在的影響の複合推定に基づいて、情報を探索または回避することを決定します。
 政府機関が情報開示の義務化による福祉への影響を評価するのにフレームワークがどのように役立つか
2020年01月 Nature Human Behaviour  Surprise, value and control in anterior cingulate cortex during speeded decision-making
 迅速な意思決定中の前帯状皮質における驚き、価値、および制御
 意思決定と認知制御における前帯状皮質(ACC)の役割は、長年の議論の主題です。 同じパラダイムで支配的なアカウントをテストし、ACCが予測結果と実際の結果の違いを示すことがわかりました
2020年01月 環境光による記憶維持機構の発見 ハエのトラウマ記憶は消去できる! 首都大学東京
 光により神経ペプチドPDF(神経伝達物質の一種)が放出されると、ハエ記憶中枢におけるCREBという転写因子が活性化し、記憶中枢で新規遺伝子が発現することで長期記憶が維持される
 せっかく記憶を獲得しても2日間恒暗条件下でハエを飼育すると長期記憶が消失
2020年01月 BioToday 動作学習時には運動野以外の脳領域の樹状突起棘でもAMPA受容体が増える
2020年01月 Science Memory engrams: Recalling the past and imagining the future
 記憶エングラム:過去を想起し、未来を想像する
 記憶エングラム:過去を思い出し未来を想像する


 以上、 →2020年の記事でした


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  • 「遷移」は「せんい」と読みます。移り変わりのことです。

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