植物:
2020年1〜6月

ほか「植物」の年月別目次

記事庫の新着・更新情報 
グーグルより上手に英語を無料で日本語訳してくれる『エキサイト翻訳』


2020年04月 Science  Heat-protected plants offer cool surprise—greater yields
植物を熱から守ると、収穫量増加という驚きの結果に
 光合成は高温になるほどプロセスが異常に動作する可能性が高く
  熱ストレスの間、テスト区画のトランスジェニックイネは、対照植物よりも最大10%多くの穀物を収穫しました
 この変化により、イネは通常の温度で最大20%生産性がコントロールよりも高くなりました
2020年04月 Nature 微生物相と植物の健康
 パターン誘導性免疫シグナル伝達と、小胞輸送経路と細胞死経路を重要な構成要素とする遺伝学的ネットワークが見つかり、植物がこのネットワークを介して葉圏微生物相のレベルや多様性を制御している
 ディスバイオーシス dysbiosis
2020年04月 豪州ABC  Wheat allergy, intolerance breakthrough could see harmful proteins bred out of varieties
小麦アレルギー、不耐性の突破は、品種から生まれた有害なタンパク質を見る可能性があります
 小麦の慢性疾患の原因となる部分をマッピングして特定
2020年04月 柔らかいメチル化ペクチンが花粉管の通り道を作る ~植物の種子ができるための重要な仕組みを解明~   筑波大学
 単子葉植物では、葉にはペクチンがほとんど含まれていませんが、花、特に雌しべには非常に多くのペクチンが含まれており、花粉管の通り道である雌しべの伝達組織は、柔らかい特性を持つペクチンが豊富である
2020年04月 合成画像のAI学習で種子の形態評価を効率化 〜植物科学・農学分野における機械学習モデルの開発の高速化に期待〜   名古屋大学 横浜市立大学
 1枚の画像から一度に数百粒の種子の形を自動かつ高精度に測定するシステムを開発
 インスタンスセグメンテーションによる様々な品種の種子の自動検出
2020年04月 接木が誰でも簡単に! 〜 芽生えの接木を効率化する接木チップの開発 〜   名古屋大学
 シロイヌナズナの極めて小さな芽生えの接木(マイクログラフティング)を誰でも簡単に行なうことのできる「接木チップ」
 バイオメディカルサイエンスより近日販売予定
2020年04月 日本の植物多様性を代表するカンアオイ類 ほぼ全種の進化の道筋を解明   国立科学博物館
 日本列島に 49 種もの固有種が存在し日本列島の植物の多様性を代表する植物でありながら解析困難であったウマノスズクサ科カンアオイ属カンアオイ節「寒葵」
 1 万年に数 km しか移動しないとも言われてきたカンアオイ類の非常に低い分散能力がその著しい地域固有種の進化に関与
2020年04月 移植苗のリン浸漬処理がイネの増収と冷害回避につながることを実証 ~肥料投入の限られたアフリカの安定的なイネ生産に貢献~   科学技術振興機構 国際協力機構
 移植苗のリン浸漬処理がリン欠乏圃場でのイネ増収と生育日数の短縮につながる
 生育日数が短縮することで、生育後半の低温ストレス回避につながる
2020年04月 Science  The physiology of plant responses to drought
干ばつに対する植物応答の生理学
2020年04月 Science  Harnessing rhizosphere microbiomes for drought-resilient crop production
干ばつに強い作物生産のための根圏微生物叢の利用
2020年04月 細胞の職業選択を決めるスイッチの発見   東京大学 神戸大学
 葉の細胞から維管束細胞を作り出す培養系“VISUAL”を改良し、これまで誘導できなかった篩部伴細胞の誘導にはじめて成功
2020年04月 イチヤクソウのアルビノを札幌で発見〜ラン科以外の被子植物で初〜   北海道大学 神戸大学
 ツツジ科 部分的菌従属栄養植物 腐生植物
 イチヤクソウ属のアルビノの写真はこれまでも数例が Web 上にアップロードされており,首藤助教と末次准教授が長年にわたり実物を探してきましたが,希少であることから発見に至っていませんでした

2020年04月 イネ新品種を開発しました-暑さに強いコシヒカリ-   新潟大学
 細胞培養変異法を駆使し、高温、高濃度CO2 耐性を有するコシヒカリの突然変異体 NU1 号を選抜・作出
2020年03月 Nature 植物細胞生物学:多精受精を防ぐ
 受容体キナーゼのFERONIA
2020年03月 葉の伸長成長の制御機構を解明 -二つの転写因子が拮抗的に作用して成長を制御する-   理化学研究所
 葉の葉柄の伸長成長は、転写因子ファミリーAHLが別の転写因子ファミリーPIFと拮抗して作用することで制御されている
2020年03月  植物が諸刃の剣である活性酸素の発生範囲を限定する仕組み   国立遺伝学研究所
 根における拡散バリア(カスパリー線)の形成時に活性酸素種の生産をマイクロメーターオーダーの領域で活性化する受容体シグナル経路
 カスパリー線の適切な形成には受容体キナーゼ(SGN3)およびそのリガンドである分泌ペプチド(CIF)、細胞膜に極性をもって局在するキナーゼ(SGN1)およびNADPH oxidase(SGN4/RBOHF)などがこれまでに知られていた。そこで分泌ペプチドであるCIF2で植物を処理したところ活性酸素の産生が亢進されたことから活性酸素種を産生するNADPH oxidaseがペプチドシグナルの下流であることを強く示唆した。生化学的解析によりSGN3/CIF2受容体ペプチド複合体からSGN1、NADPH oxidaseをつなぐリン酸化経路の存在が示された
2020年03月 スギ・ヒノキの生理・形態情報のデータベースを構築 -気候変動の人工林への影響解析へ活用-   東京大学
 過去70年の文献を網羅的に調べ、177の生理・形態特性、24700点のデータを抽出しデータベース(SugiHinokiDB)を作りました
2020年03月 ペチュニアの花の模様が変化するしくみ~内在ウイルスの介在を解明~   東北大学 東京農工大学
 ロンド・ローズスター RNA干渉が阻害されることで花弁の白い領域の脈に沿った部位にアントシアニン合成が復活する
 ペチュニアのゲノムには、ペチュニア葉脈透過ウイルス(petunia vein clearing virus: PVCV)と呼ばれるパラレトロウイルスが約 50 コピー内在し、植物体がストレスに晒されるとウイルスが活性化する
2020年03月 植物が乾燥ストレスに素早く応答し成長を促進するメカニズムを解明   東京大学
 植物の乾燥ストレス応答における中心的な制御因子であるSnRK2タンパク質キナーゼがストレス時特異的に活性化する分子メカニズム
2020年03月 遺伝解析の難しかったサツマイモで 線虫抵抗性個体を高効率に選抜可能な DNA マーカーの開発に成功!   かずさDNA研究所 岡山大学 農業・食品産業技術総合研究機構
2020年03月 AIによる温州みかん糖度予測手法を開発 - 早期予測を生産・出荷に活用し収益向上をめざす -   農業・食品産業技術総合研究機構
2020年03月 アフリカで栽培されているイネが、太陽紫外線UVBに弱い原因を発見 -アフリカ栽培イネの生産性向上に期待-   東北大学
 光回復酵素





2020年02月 山陽新聞 世界初 カキの全ゲノム解読に成功 岡山大院 赤木剛士准教授らのグループ
 雌と雄で株が異なるマメガキ 柿
2020年03月 「柿」の全ゲノム解読 ~ 植物における「性の進化」のヒント   かずさDNA研究所 岡山大学
2020年03月 財経新聞  岡山大らが柿の全ゲノム解読 大量絶滅期に性を獲得


2020年03月 マメ科植物と根粒菌の共生に関わる重要な遺伝子を発見   かずさDNA研究所 理化学研究所 東北大学 日本大学 農業・食品産業技術総合研究機構
2020年02月 Nature The strength and pattern of natural selection on gene expression in rice
遺伝学:イネの遺伝子発現に働く自然選択の強度とパターン
2020年02月 花の形の多様性を創出する原理を発見! 左右対称な花を形づくる仕組みを計算機シミュレーションから予測   大阪大学
2020年02月 害虫の天敵を惹きつけるミント 〜コンパニオンプランツとして害虫防除に応用〜   東京理科大学
 タバコカスミカメを惹きつける
 タバコカスミカメはミントの香りを予め経験することで、よりパワフルに惹き付けられる
 ミントの香りは果樹・茶・野菜・花卉などの植物を吸汁加害するハダニの捕食性天敵"チリカブリダニ"を誘引することができる
 キャンディミントの香りはヨトウガ幼虫に食害されたナス葉から放出される匂いと同程度にタバコカスミカメを誘引する活性がある
2020年02月 Science/AAAS  Dead Sea dates grown from 2000-year-old seeds

2020年02月 Science  Some seeds store better than others
 コーヒー コフィア属の種からの種子は、完全な乾燥には耐えられませんが、乾燥に対する耐性の範囲を反映しています。
 乾燥に対する発散反応を調べるために、種子のトランスクリプトームとプロテオームを研究
 乾燥に耐性のある種子を生産する2つのコフィア種では、種子の発達中にストレス関連遺伝子が上方制御され、ミトコンドリアの生理機能が下方制御されました。
 種子の乾燥耐性が低いコフィア種では、オーキシンの生産と応答に関与する遺伝子が上方制御されていました。
 乾燥に耐えるのに最適な位置にある種子は、呼吸を止めて酸化ストレスに耐えることができる
2020年02月 植物の驚異の適応能力 葉の空腹を根に伝えるホルモンを発見!    名古屋大学
 植物壌中の根における窒素栄養吸収を地上部の窒素需要に応じて葉から遠距離調節
2020年02月 本川・社会実情データ図録  野菜生産量の推移(品目別)
  だいこん、はくさい、キャベツ、たまねぎという順だった4大野菜のうち、他の2倍以上だっただいこんが大きく減少し、今はキャベツ、だいこん、たまねぎ、はくさいの順へと変化
2020年02月 読売新聞 わさびや大根の辛み成分、虫から根守る…甲南大など仕組み解明

2020年01月 植物が備え持つ亜鉛欠乏耐性機構の一端を解明  植物は自身を分解することで亜鉛欠乏耐性を獲得している    明治大学
 細胞内自己分解システムであるオートファジーを発動して細胞内の多様な自己成分を分解することで、亜鉛イオンを回収
 生体内のZnリサイクル効率を上昇させている

2020年01月 京都新聞 「悪臭カメムシはミントが苦手」高校生が論文、大学から優秀賞
2020年01月 地下茎は葉の形を変えて地中を伸び進む ドクダミやイネ科の雑草がはびこる仕組みの一端を解明  東北大学
2020年01月 大学ジャーナル  しぶとく広がる雑草、地下茎に特殊な葉 東北大学

2020年01月 ゲノムから紐解くミヤコグサの環境適応戦略 かずさDNA研究所 東北大学 宮崎大学
 日本のミヤコグサは 3 つのグループに分けられる
 越冬性と開花調節に関連する遺伝子が関東・東北・北海道に自生する系統の地域適応の鍵
2020年01月 アブラナ科植物の新しい防虫機構の発見 細胞小器官ERボディが支える新型カラシ油爆弾  京都大学
2020年01月 目に見える光がなくても大丈夫!?遠赤色光で光合成を行えるシアノバクテリアの秘密を解明  光化学系Iにおける、クロロフィルf の位置と機能の特定  筑波大学 理化学研究所 岡山大学 神戸大学 東京理科大学
2020年01月 ダイズの分泌物「ダイゼイン」が根圏微生物叢を形成することを解明 根から数ミリの土壌で働く植物特化代謝物 京都大学
2020年01月 植物の環境ストレス応答における遺伝子発現調節機構に不可欠な因子を解明 植物だけが持つタンパク質部分構造の役割 筑波大学
2020年01月 BBC News Secrets of '1,000-year-old trees' unlocked
 科学者たちは、イチョウが何世紀にもわたって何千年も生き延び、そのような老齢期に生きる方法を発見します。
2020年01月 Science/AAAS  How the Ginkgo biloba achieves near-immortality
2020年01月 南極の陸上環境で近赤外線による酸素発生型光合成を行う緑藻類を発見
  中央大学 アストロバイオロジーセンター
2020年01月 真菌と植物の攻防にみる細胞分化のメカニズム
 様々な機能・役割を持つ細胞の分化が超微量の酢酸で誘導される  東京理科大学
 イネいもち病菌 感染時に形成される付着器の細胞分化が、極めて低濃度の酢酸により誘導され
2020年01月 植物の根に重力方向を伝える新しい因子の発見 ~オーキシンを重力側へより多く分配するしくみ 科学技術振興機構 東京大学 奈良先端科学技術大学院大学 基礎生物学研究所
2020年01月 Science  Evolution of carnivorous traps from planar leaves through simple shifts in gene expression
 単純な遺伝子発現シフトによる平面葉から肉食トラップへの進化

2020年01月 朝日新聞 日本一太いマツ枯れる 推定樹齢600年、原因わからず
 日本一太いマツとされていた山形県最上町の「東法田の大アカマツ」が枯れ、県天然記念物の指定が外された
2019年12月 Science/アメリカ科学振興協会AAAS Sweet potato can warn neighbors of insect attacks
 サツマイモは昆虫攻撃の隣人に警告することができます
2019年12月 葉の形態の収斂進化に関わる遺伝子を発見 育種への応用に期待  理化学研究所 東北大学

ストレスに直面した植物「スクリーム」
 干ばつや物理的損傷によるストレスが超音波のきしみ音を発することがあります。
 植物の音は私たちが聞くには高すぎる周波数です。 しかし、イスラエルのテルアビブ大学の研究者がストレスのかかったトマトやタバコ植物の近くにマイクを置くと、楽器は約4インチ(10センチ)離れたところから作物の超音波のきしみ音を拾い上げました。 ノイズは20〜100キロヘルツの範囲内に収まりました。これは、「数メートル先までの一部の生物によって検出可能」なボリュームです。 (論文はまだ査読されていません。)

 以上、 →2020年1〜6月の記事でした


→ 「植物」情報の 年月別目次を表示する










about

  • ここは過去記事置き場です:報道や出版の経年変化を観察できます。
  • 「遷移」は「せんい」と読みます。移り変わりのことです。

ブログ内検索

 記事庫の新着・更新情報









過去記事のカテゴリー