科学の新刊: 2008年6月・図書館に欲しい科学なシリーズ書籍8選


[ EP: end-point 科学に佇む心と身体]:2008/06 科学書のシリーズ本


 すごく見ておきたい気がするけれど、個人で購入するには堅くてでかいシリーズです。
 見ておきたいけど持て余すかな、と二の足を踏む書籍は、どしどし図書館に発注しちゃいましょう。
 借りた書籍は期限までに返さなければならないので「積ん読」にならないし、効率よく読まねばというプレッシャーから読破効率もアップします。
 図書館蔵書の平均レベルをアップできるし、納めた税金ぶん元を取った気分にもなれるので、いいことづくめですね。

 今は、前に紹介した 『資源人類学 全9巻』 が入荷するのを待っているところ。すごい情報量だし、どうやって読み倒そうかな。


◆ 犯罪と猟奇の民俗学◆ 男色の民俗学◆ ゲイの民俗学◆ 穢れと差別の民俗学
『歴史民俗学資料叢書 第2期 全5巻』
『歴史民俗学資料叢書 第3期 全5巻』
著者: 礫川 全次編  出版:批評社
 第2期1『厠と排泄の民俗学』
 第2期2『犯罪と猟奇の民俗学』
 第2期3『男色の民俗学』
 第2期4『無法と悪党の民俗学』
 第2期5『左右の民俗学』
 第3期第1巻『ゲイの民俗学』
 第3期第2巻『病いと癒しの民俗学』
 第3期第3巻『性愛の民俗学』
 第3期第4巻『穢れと差別の民俗学』
 第3期第5巻『ワザと身体の民俗学』

 『男色の民俗学』『左右の民俗学』は拝読いたしました。
  収録されている古今のテキスト資料が興味尽きず、それ以上に礫川全次氏の講釈が面白くてクセになったりする。


◆ 国家/ファミリーの再構築◆ 少子化とエコノミー◆ テクノ/バイオ・ポリティクス◆ 欲望・暴力のレジーム
『ジェンダー研究のフロンティア 全5巻』  出版 : 作品社
 1『国家/ファミリーの再構築 人権・私的領域・政策』 戒能 民江編著
 2『国際移動と〈連鎖するジェンダー〉 再生産領域のグローバル化』 伊藤 るり、足立 眞理子編著
 3『少子化とエコノミー 調査で描く東アジア』 篠塚 英子、永瀬 伸子編著
 4『テクノ/バイオ・ポリティクス 科学・医療・技術のいま』 舘 かおる編著
 5『欲望・暴力のレジーム 揺らぐ表象/格闘する理論』 竹村 和子編著


◆ 土器の考古学◆ 食べ物の考古学◆ 住まいの考古学◆ 祭りの考古学
『暮らしの考古学シリーズ 全4巻』  出版 : 学生社
 1『土器の考古学』 小林 達雄、安藤 広道著
田尾 誠敏、後藤 建一、手塚 直樹著
 2『食べ物の考古学』 樋泉 岳二、田村 晃一著
木下 正史、河野 眞知郎、堀内 秀樹著
 3『住まいの考古学』 安蒜 政雄、小林 達雄、岡本 孝之、笹森 健一、河野 眞知郎著
 4『祭りの考古学』 安斎 正人、小野 正文、黒沢 浩、椙山 林継、平川 南著

 『住まいの考古学』は拝読しました。自由気ままというか、えええこれでいいの!?みたいな浮世離れした記述もあって妙に楽しめた。
  今どきは土器作成の認知科学が面白そうなので、そのへんを期待して『土器の考古学』も狙い中。




◆ 王塚古墳◆ 沖ノ島◆ 白滝遺跡群◆ 加賀藩江戸屋敷
『シリーズ「遺跡を学ぶ」 第1期 全31巻』  出版 : 新泉社
 001『北辺の海の民・モヨロ貝塚』 米村 衛著
 002『天下布武の城・安土城』 木戸 雅寿著
 003『古墳時代の地域社会復元・三ツ寺?遺跡』 若狭 徹著
 004『原始集落を掘る・尖石遺跡』 勅使河原 彰著
 005『世界をリードした磁器窯・肥前窯』 大橋 康二著
 006『五千年におよぶムラ・平出遺跡』 小林 康男著
 007『豊饒の海の縄文文化・曽畑貝塚』 木崎 康弘著
 008『未盗掘石室の発見・雪野山古墳』 佐々木 憲一著
 009『氷河期を生き抜いた狩人・矢出川遺跡』 堤 隆著
 010『描かれた黄泉の世界・王塚古墳』 柳沢 一男著
 011『江戸のミクロコスモス・加賀藩江戸屋敷』 追川 吉生著
 012『北の黒曜石の道・白滝遺跡群』 木村 英明著
 013『古代祭祀とシルクロードの終着地・沖ノ島』 弓場 紀知著
 014『黒潮を渡った黒曜石・見高段間遺跡』 池谷 信之著
 015『縄文のイエとムラの風景・御所野遺跡』 高田 和徳著
 016『鉄剣銘一一五文字の謎に迫る・埼玉古墳群』 高橋 一夫著
 017『石にこめた縄文人の祈り・大湯環状列石』 秋元 信夫著
 018『土器製塩の島・喜兵衛島製塩遺跡と古墳』 近藤 義郎著
 019『縄文の社会構造をのぞく・姥山貝塚』 堀越 正行著
 020『大仏造立の都・紫香楽宮』 小笠原 好彦著
 021『律令国家の対蝦夷政策・相馬の製鉄遺跡群』 飯村 均著
 022『筑紫政権からヤマト政権へ・豊前石塚山古墳』 長嶺 正秀著
 023『弥生実年代と都市論のゆくえ・池上曽根遺跡』 秋山 浩三著
 024『最古の王墓・吉武高木遺跡』 常松 幹雄著
 025『石槍革命・八風山遺跡群』 須藤 隆司著
 026『大和葛城の大古墳群・馬見古墳群』 河上 邦彦著
 027『南九州に栄えた縄文文化・上野原遺跡』 新東 晃一著
 028『泉北丘陵に広がる須恵器窯・陶邑遺跡群』 中村 浩著
 029『東北古墳研究の原点・会津大塚山古墳』 辻 秀人著
 030『赤城山麓の三万年前のムラ・下触牛伏遺跡』 小菅 将夫著
 別冊01『黒耀石の原産地を探る・鷹山遺跡群』 大竹 幸恵執筆 長門町立黒耀石体験ミュージアム編

地学遺産登録の野望をいだく北海道の『北の黒曜石の道・白滝遺跡群』 とか、覗いておきたい遺跡がいろいろ。
写真にも期待。


◆ 1 動物の科学◆ 2 哺乳類の世界 ◆ 3 生物が一日一種消えてゆく◆ 4 人間学の展望
『小原秀雄著作集 全4巻』  小原秀雄 著 出版 : 明石書店
 『1 動物の科学』
 『2 哺乳類の世界』
 『3 生物が一日一種消えてゆく』
 『4 人間学の展望』

◆ 大地を拓く人びと◆ 商いがむすぶ人びと◆ 知識と学問をになう人びと◆ 武士の周縁に生きる
『身分的周縁と近世社会 全9巻』  出版 : 吉川弘文館
 『1 大地を拓く人びと』 後藤 雅知編
 『2 海と川に生きる』 斎藤 善之編
 『3 商いがむすぶ人びと』 原 直史編
 『4 都市の周縁に生きる』 塚田 孝編
 『5 知識と学問をになう人びと』 横田 冬彦編
 『6 寺社をささえる人びと』 吉田 伸之編
 『7 武士の周縁に生きる』 森下 徹編
 『8 朝廷をとりまく人びと』 高埜 利彦編
 『9 身分的周縁を考える』 後藤 雅知、斎藤 善之、高埜 利彦、塚田 孝、原 直史、森下 徹、横田 冬彦、吉田 伸之編

 こうやって生活圏と階層に分けて論考を並べてくれると、とても読みがいがありそう。
 複数の執筆者が記してくれている書籍は、各論者の見解の違いが見て取れて味わい深いんだよね。


◆ 山陽道駅家跡◆ 常呂遺跡群◆ 妻木晩田遺跡◆ 千坊山遺跡群
『日本の遺跡 第2期 全10巻』  出版 : 同成社
 11『山陽道駅家跡 西日本の古代社会を支えた道と駅』 岸本 道昭著
 12『秋田城跡 最北の古代城柵』 伊藤 武士著
 13『常呂遺跡群 先史オホーツク沿岸の大遺跡群』 武田 修著
 14『両宮山古墳 二重濠をもつ吉備の首長墓』 宇垣 匡雅著
 15『奥山荘城館遺跡 中世越後の荘園と館群』 水澤 幸一著
 16『妻木晩田遺跡 甦る山陰弥生集落の大景観』 高田 健一著
 17『宮畑遺跡 南東北の縄文大集落』 斎藤 義弘著
 18『王塚・千坊山遺跡群 富山平野の弥生墳丘墓と古墳群』 大野 英子著
 19『根城跡 陸奥の戦国大名南部氏の本拠地』 佐々木 浩一著
 20『日根荘遺跡 和泉に残る中世荘園の景観』 鈴木 陽一著

 『山陽道駅家跡』 は、たぶん下記書籍と同じ主題だよね。読み比べてみたいな。
   ↓

◆新刊  『遺跡からみた古代の駅家』
 日本史リブレット
 木本 雅康著
 山川出版社 (2008/03)
 ┗全国に道路をはりめぐらし、四里ごとに早馬乗継ぎの施設「駅家」を置いていた日本古代律令国家。


以上、 「科学の新刊」→2008年6月・図書館に欲しい科学なシリーズ書籍8選の記事でした


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